7.31.2011

【JASC日記】7月30日

担当は石川2号こと
石川陽平(東京慈恵会医科大学5年)の担当でっす。

ご期待に添えるかわかりませんが、
とにかく今日1日の日記を綴りたいと思います。


<今日という一日>
6:30 バードウォッチング(希望者)
8:45 RT TIME

2日目のRTtime。
それぞれの分科会でRT paperの交換をしたり、
ブレインストーミングをしたりと、
次々と話しが飛び交っていました。

13:00 北方文化博物館にて文化交流体験

歴史ある豪農の館にて、
伊藤家の貴重なお話とおもてなしをいただきました。
歴史ある館を見させていただいただけでなく、
琴、華道、詩吟、茶道など、多くの日本文化を体験と
モンゴル雑技団の鑑賞をさせていただきました。

日本人でありながら、私自身お茶会や華道を
見させていただくのは初めてでした。
日本の文化を知り尽くした伊藤当主から、
「日本の庭は床に座り低い高さから眺める」ことや、
「茶室に入ったときには日常の忙しさを忘れ、
時間を楽しむ」というお言葉をいただきました。

18:00 BBQ & お好み焼き

新潟スタッフお手製のBBQ &
お好み焼きパーティーが行われました!
最後には、今日誕生日を迎える
イガジュンへのサプライズが行われ、
皆の心をガッシリとつかむ演説が行われました。


新潟はこの度の豪雨で大きな被害がでたにも
関わらず、様々な方がJASCを支援し
歓迎していただいたことを改めて感じました。
皆様の暖かさが心に大きく響き、
これからのJASCへの思いが一層引き締まる思いです。

これが最初で最後の日記で思うと
少し寂しい感じがしますが、
これで石川2号の日記の筆を置きたいとおもいます。


石川陽平


【JASC日記】7月31日

こんにちは!JASC63回参加者の伊藤あゆみです。
今日は朝からフル活動の一日となりました。

まず午前中はバスで山古志村(新潟県)まで向かいました。
村のガイドの方につれられて一帯を見て回ります。
緑豊かな棚田に囲まれ、ゆったりとした時間の流れる今の山古志。
土砂崩れの跡や沈んだままの家など災害の傷跡は残しつつも、
前へ前へと進む人々の姿が垣間見えました。

午後は新潟市内の学生会館にて、
震災からの復興をテーマにフォーラムを行いました。
主な内容としては、有識者による
パネルディスカッションや被災した
学生によるプレゼンテーション、地域の学生との交流を
交えたディスカッションがありました。

論題は「私たちが学生としてできることは何か」
被災地ボランティア、ニーズを把握する
データベースの設置、芸術作品の送付、募金活動、情報の発信…
様々な意見がありましたが、これはまだまだ深める余地のあるトピックです。
考えつづけるのはもちろんですが、
今後はいかに実行につなげていくかが重要になってくるでしょう。


With a little action, we can make a difference.


少しずつでも、なにかできることをやってみよう、
そんなことを考えた一日でした。


伊藤あゆみ

【JASC日記】7月29日

今日は朝からすごく緊張した一日でした!
昨日の深夜に、大雨の為遅れて到着した
アメリカ側の参加者と会い、
朝食を共に食べ、お土産を交換し合い、自己紹介をしました。

オープニングセレモニーでは様々な方に
会議を支えて頂いている事を改めて実感しました。

午後は、アメリカ側の参加者を含めて初めての分科会です。
5月からの事前活動で学んできた内容を共有しました。
5人から10人に増えた分科会は、議論も活発になり、
視点の異なる様々な意見を聞く事ができ、
とても有意義なものとなりました。
これから約3週間の間にどれだけ議論を
深めることができるか、楽しみです。

夕食後は、準備してきた日米それぞれの
文化を紹介する劇の発表です。
私たち日本側参加者は、オタクや、
なでしこジャパン、時代劇などについて劇にしました。
アメリカ側参加者の劇は、歴史、文化、各地の特徴など
とても内容の濃く楽しい劇でした!


第63回日米学生会議の本会議が始まりました。
きっとこれからの約4週間はあっと言う間だと思います。
初心を忘れずに、一回り成長した姿で最終日を迎えたいです!


石川惠


7.28.2011

【JASC日記】7月28日

明日の本会議開幕を前に、分科会(以下RT)の発表をした。
安保RTがさまざまなフィールドトリップ
(同志社、京大の教授、孫崎享さん)や読書をしていて、
非常にまとまっていると思った。

グローバルRTでは、
グローバル化とナショナリズムとをセットに考えている。
地域主義も視点の一つになるのではないかと提言。

歴史RTとしては、あまりうまくまとまらなかった。
とりわけ、最後のくーちゃんあたりの部分は
コンセンサスを得ていなかったので、ぐちゃぐちゃになった。
要反省。しかし、ひろ曰くそこまでひどくなかったらしい。
ということは改善の余地があることである。
必要なスキルの一つに、実力以上にプレゼンでかっこつけることである。

内容としては、東日本大震災については、
歴史認識の視点から、東京電力や政府を初めとする権威ある
「歴史の勝者」が「原発は安全である」という神話を作り上げ、
そして、3・11以降、国民はその認識を
180度回転させられたことである。

EHカーは歴史とは「過去と現在との対話である」といったが、
その通りで、現在の認識によって過去の政府の判断が
また再解釈されるという具合である。

明日行なわれる日米のスキットの練習をした。
自分は当初、主役(5人いる)のアンパンマンを
やる予定だったが、よーへいの医者の手術着を借りたので、
ドラえもんをやることになった。

アメデリは多めの影響で当初の予定を大幅に遅れて、宿に到着した。
午前3時のことである。


五十嵐淳

【JASC日記】7月27日

いよいよ直前合宿の日を迎えました。
直前合宿は、アメリカ側と合流する前の
日本側参加者のみで集まる最後のプログラムです。

早朝にバスで東京を出発し、午後1時頃に、
第一サイトの新潟に到着しました。
本会議に向けた注意事項を確認した後は、
分科会の議論を進め、夜のリフレクションでは、
それぞれが5月の春合宿からの進展や反省、
本会議に向けての熱い決意を語り合いました。

明日はアメリカ側35人を迎えます。
これからの25日間を、
71人で一日一日大切に過ごしていきたいと思います。


阿部彩織

7.22.2011

一般公開フォーラムのお知らせ 【沖縄サイト】

続きましては公開フォーラム第三弾のお知らせです。

沖縄について知りたい!語りたい!と
第63回日米学生会議参加者が沖縄を訪れます。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【沖縄フォーラム】

会場:沖縄国際大学
日時 :8月13日(土) 15:00-21:00
集合 :14:45
解散 :21:15
(部分参加可能)

参加費:無料
(夕食付き。会場までの交通手段は各自確保願います。)

募集:高校生,大学生

内容:
1. 沖縄フォーラム 15:00-17:00
下記の4人の講師の方々(以下敬称略)に英語でご講演頂きます。
◆沖縄尚学 副理事長 名城政一郎
「沖縄的メンタリティと教育の課題~同化政策について~」
◆沖縄国際大学 教授 佐藤学 「沖縄の未来~地方自治の観点から~」
◆琉球大学 教授 高良鉄美 「基地の違憲性」
◆沖縄タイムス 社会部長 屋良朝博 「米軍再編」

2. ディスカッション 17:15-18:45
恋愛から基地問題まで
日米学生会議参加者が県内の学生と語り合います!
英語が苦手な方も日本語で発言して頂けば
会議参加者が通訳をするので気軽にご参加下さい!
話したいトピックがあれば参加表明の際に気軽に提案して下さい!

3. レセプション 19:00-21:00
フォーラムに参加した学生、講師の方々、
県内の有識者など様々な方をお招きして立食パーティーを行います!
琉球舞踊の鑑賞やスペシャルゲストも!?
(レセプションのみのご参加は
申し訳ございませんがお断りしております。)


参加表明・疑問・相談などは是非下記までご連絡下さい。

第63回日米学生会議実行委員
沖縄サイト担当
(jasc63.yamada★gmail.com)

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

多くの方々のご参加をお待ちしています。

一般公開フォーラムのお知らせ 【京都サイト】

こんにちは。続けて公開フォーラム第二弾のお知らせです。


一般公開フォーラムは本会議中に各開催地で全4回行われます。
第二弾は第二開催地である京都サイトにて行われます!

このフォーラムでは、大学生・高校生・一般の方を対象に
第63回日米学生会議の分科会の中間報告会を行います。

詳細は下記をご覧下さい。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

同志社大学新町キャンパスにて、
第63回日米学生会議の京都中間報告会を以下のように開催します。

【京都中間報告会 ~震災の年に~】

会場 :同志社大学新町キャンパス臨光館R201
日時 :8月9日(火)9:00~12:30
(入退場自由・参加費無料)

内容 :分科会中間発表(分科会についてはこちら
※使用言語は英語です。


第63回日米学生会議の目玉の分科会が会議中盤での議論の経過を
英語で発表します。加えて、東日本大震災後の未来像について、
各分科会独自の視点から展望します。

※参加をご希望の方は是非こちらのフォームにご記入ください。
当日の飛び入り参加も歓迎ですが、
人数把握のため事前登録にご協力ください。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

多くの方々のご参加をお待ちしています。

7.21.2011

一般公開フォーラムのお知らせ 【新潟サイト】

さて、いよいよ本会議まであと1週間となりました。
今回は第63回日米学生会議の公開フォーラムのお知らせをさせていただきます!

一般公開フォーラムは本会議中に各開催地で全4回行われます。
第一弾は第一開催地である新潟サイトにて行われます!

詳細は下記をご覧下さい。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

【新潟フォーラム ~震災からの復興に向けて私達が出来ること~】

会場:学生総合プラザSTEP大研修室

日時:7月31日(日)
開場:13:30
開始:14:00
終了:20:00
(入退場自由)
参加費無料

内容:
1. 開会
2. 新潟県中越大震災における「復興支援策」についてプレゼンテーション
3. 東日本大震災における復興支援についてプレゼンテーション
4. パネルディスカッション
「官民学から考える復興~日米の学生に、今できること~」
元山古志村村長 衆議院議員 長島忠美
(社)中越防災安全推進機構理事 稲垣文彦
特定非営利活動法人ジェン 濱坂都
5. 学生による震災復興支援についてのプレゼンテーション
6. ディスカッション
7. プレゼンテーション
8. 閉会

本年発生いたしました、東日本大震災後の未来像について
日米の学生が有識者を招き、意見交換を通じて、
学生にできることを考えていきます。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

7.10.2011

防衛大学校研修の報告

久しぶりに書いてます!
第63回日米学生会議実行委員長の竹内智洋です。

本会議まで後一週間と迫り、
実行委員は今準備の本詰めを迎えています!!
今まで本当に多くの方々にご協力頂き、
本会議に向け、参加者も少しずつ
準備が出来てきたと感じています。

今回はその中でも毎年の様に伺わせて頂いている、
防衛大学校研修について報告します。

今夏の日米学生会議では沖縄にも訪れ、
分科会を超えて安全保障について考える機会が多くあり
JASCer(日米学生会議参加者)全員が、
最低限の安全保障の知識や、意識を持っておく必要があります。
そこで、6月24日に防衛大学校へ伺い教授の方々に講義を頂き、
学生とディスカッションをする場を設けて頂きました。

まず武田教官と齋藤2佐による講義では、
参加者一人一人に知識だけではなく、
安全保障の概念自体をわかりやすく説明下さいました。
また、防衛大学校でなければ聞く事の出来ない
専門的な内容にも触れて頂き、参加者も一生懸命に耳を傾けていました。

分科会のディスカッションでは、それぞれの分科会が
参加者と同数の防衛大生とディスカッションをしました。
防衛大生とJASCerがそれぞれプレゼンを行い、
その後、議論をしましたが、
どこの分科会を覗いてもとても充実していました!


終わってから参加者に話を聞くと、防衛大生から意見を聞く事で
新たな視点を得る事も出来たり、
とても多くの発見があったと嬉しそうでした。

また、今年はこれに加え、図書館にある資料庫を拝見させて頂き、
1555年に書かれた戦略本等大変貴重な本や古い巻物等
とても貴重な資料に触れる事が出来ました。

防衛大学校研修では、学生と話す機会がたくさんあり、
とても仲良くなる事が出来ます。
私自身、去年一緒にディスカッションをした学生と
1年ぶりの再会をし、とても話が盛り上がりました。

今年の防衛大学校研修では専門的な知識はもちろんですが、
それ以外にも、貴重な資料を拝見したり、
防衛大生とディスカッションをしたり、
多くの刺激がある研修になったのではないかと思います。

来週からは、本会議が始まります。
その中で防衛大学校で伺った事は一つのスパイスとして、
大きな意味を持つと信じております。

今年も五百旗頭学校長を始め、広報専門官の先崎様、
学生代表の白土さんには大変お世話になりました。

この場を借りて改めて感謝申し上げます。


防衛大学校生


防衛大学校生による行進


斎藤2陸等佐によるレクチャー


武田教官によるレクチャー


防衛大学校生とのディスカッション


集合写真!

7.09.2011

広島研修の報告

暫く更新が遅れてしまい大変失礼いたしました。
1ヵ月程遡りますが、5月末に行われた事前研修について
簡単に報告させていただきます!


今回の研修は5月28日(土)、29日(日)に広島にて、
第63回参加者の有志によって行われました。

広島研修では、アメリカで実際に自らの被爆経験を話されてきた方や、
アメリカ人としてヒロシマの発信に貢献している方を講師にお招きし、
国際的な視点から歴史認識の相違や
ヒロシマの存在意義について学ぶことを目標にしました。


■1日目

第63回の参加者で原爆資料館を見学した後、
広島市立大学の学生、広島女学院の高校生に
平和記念公園を案内してもらいました。


そして非核特使の梶本淑子さんのお話を聞く機会を持ちました。
第2次世界大戦で原爆が落とされたときに、
梶本さんは14歳で広島の工場で働いていたそうです。
被爆体験証言者として現場の様子について丁寧に教えていただきました。



夜はディスカッションを行い、
有志で分科会ごとでも集まり議論を行いました。


■2日目

広島市立大学の水本和実教授、UNITAR(国連訓練調査研究所)の
アレックス・メヒアさんによるご講演をいただきました。
その後、ご講演を踏まえた上で、広島学院の高校生、大学生を交えて
ディスカッションを行いました。



なお、広島研修は6月5日に行われた事後勉強会で欠席者にも報告されました。


研修の様子は以下のメディアの2011年5月30日の記事で紹介されています。

毎日新聞「日米学生会議:ヒロシマどう伝える 中区で研修会 /広島」
中国新聞「日米学生会議前に核廃絶討論」
読売新聞「日米学生会議向け研修 県内からも13人 戦争、原爆テーマに」